1932年9月30日~
政治家、小説家。
1932年9月30日 兵庫県神戸市に生まれ、1952年湘南高校卒業後、一ツ橋大学へ進学。1956年在学中に『太陽の季節』が第1回文学界新人賞と、第34回芥川賞を受賞し、文壇デビューする。若々しい情熱があふれる作品で、生々しい風俗描写、反倫理的な内容であることから賛否両論を巻き起こし、同作が映画化された際には、“太陽族”という流行語が生まれた。
その後『処刑の部屋』 、『聖餐』といった現代の世相に切り込み、過激な内容や文章が特徴の作品を多数発表。
1968年に参議院議員選に出馬して国会議員となる。
1970年に『化石の森』で芸術選奨文部大臣賞、1988年に『生還』で平林たい子文学賞を受賞。実弟・石原裕次郎を描いた1996年の『弟』は120万部を売り上げ、毎日出版文化賞特別賞を受賞。