1977年5月7日~
小説家。
イラン・テヘラン出身。2歳までテヘラン、6歳から11歳までエジプトのカイロで過ごし、その後大阪で育つ。大阪府立泉陽高等学校から、関西大学法学部に進学。大学卒業後は就職せずに、情報誌「ぴあ」で校正とライターのアルバイトを始める。「ぴあ」のライターを経て、それまでの大阪での生活を全て捨て、出版社へ『あおい』を持ち込み、それが編集者の目に止まる。そのまま2004年に作家デビュー。その後、2005年には『さくら』が20万部を超えるベストセラーとなる。2012年『きいろいゾウ』が宮﨑あおいと向井理出演で映画化されたほか、2014年には、『サラバ!』で第152回直木賞を受賞。本屋大賞でも2位に選ばれる。エッセイ、短歌なども執筆し、幅広く作品を発表し続けている。