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生誕100年記念企画「福永武彦電子全集」

愛と死と孤独を描いた作家・福永武彦の全著作物をテーマ別に記したオリジナル個人全集です。

福永武彦 大バナー最終版

福永 武彦(ふくなが たけひこ)プロフィール

1918年福岡県生まれ。一高在学中から詩、俳句、小説等の発表を始める。1941年、東京帝国大学仏文科卒。1942年、中村真一郎、加藤周一らと文学同人「マチネ・ポエティク」を結成し、日本語での押韻定型詩の可能性を追求した。戦後、結核で療養生活を余儀なくされるが、戦場での体験や左翼運動を経験した第一次戦後派作家とは、また異質の文学活動を開始した。詩集『ある青春』、短篇集『塔』、長篇小説『風土』を発表。1954年『草の花』により、作家としての地位を確立。以降、学習院大学で教鞭をとりながら、『冥府』『廢市』『忘却の河』等の人間心理の深奥をさぐる多くの作品を刊行。1961年『ゴーギャンの世界』で毎日出版文化賞、1972年『死の島』で日本文学大賞を受賞。1979年永眠。

福永武彦電子全集とは――

■小説は作家自らの熱い想いがこもった初刊本と、最終改訂を行った決定版の両方を原則併載し、「書き換える作家」福永武彦文学の本質に根ざした電子全集
■初刊が旧字旧かな表記の小説は旧字表記で掲載し、新字新かな表記の決定版と併載
■学生時代の部誌に掲載された文章ほか、貴重な未単行本化作品も多数収録
■多彩な作品群をテーマ別に構成し、作品生成過程を中心とした詳細な解題を附す
■全巻に、署名本・識語本や原稿、未発表構想ノート、メモ等の貴重なお宝付録を掲載
■価格は、1巻本体2,500円+税
■全20巻 毎月第3金曜日配信
■対象端末/電子書籍専用端末、スマートフォン、タブレット端末、PC
■販売サイト/主要な電子書店

最新刊

第10回配信12巻【『忘却の河』『幼年』、童話。】(2019年7月19日配信

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【概要】
愛の挫折とその不在に悩み、孤独な魂を抱えて救いを希求する家族5人の葛藤を描いた
傑作『忘却の河』と『幼年』、童話作品を収録。

【収録作品】
1 忘却の河
忘却の河(初刊版)
忘却の河(決定版)
「忘却の河」創作ノオト

2 幼年
幼年(初刊版)       
「幼年」について  
幼年(決定版)  

3 童話
猫の太郎
おおくにぬしのぼうけん

4 翻訳
「玩具のモラル」ボードレール

【附録―本文主要異同表、特別資料(12)】

Ⅰ『忘却の河』本文主要異同表(初出→初刊版)
Ⅱ『幼年』本文主要異同表(初出→初刊版→新版→全小説版)
Ⅲ『忘却の河』ラジオ台本表紙画像
Ⅳ『忘却の河』創作ノート
Ⅴ『幼年』構想メモ。一九四八年の自筆手帳より画像と翻刻文
Ⅵ 『幼年 その他』識語献呈本
Ⅶ 青柳尋常小学校 第十六回卒業生、「六男一組」集合写真
Ⅷ 母、トヨ遺品の聖書
Ⅸ 福永末次郎自筆、雑司ヶ谷周辺略地図
Ⅹ 童話「猫の太郎」第七回掲載「ディズニーの国」終刊号表紙
Ⅺ 童話『おおくにぬしのぼうけん』中面頁より(一部)

配信スケジュール

第1回配信1巻 【「草の花」体験、福永武彦の出発】(2018年10月19日配信

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【概要】
福永の出世作『草の花』を中心に、初めて単行本化された短篇集『塔』、学生時代に書かれた書簡等の貴重な初期作品を多数収録。

【収録作品】
1 草の花
かにかくに(旧字版) 
かにかくに(新字版)  
慰霊歌     
草の花(初刊版)  
「草の花」遠望
草の花(決定版)   
 
2 関連文
病者の心  
詩篇「戸田の春」  
詩篇「ひそかなるひとへの思ひ」  
弓術部部員宛福永書簡(旧字版)  
弓術部部員宛福永書簡(新字版)  
「平野和夫君を偲びて」より俳句三句

3 小品四種
晩春記(初刊版)
晩春記(決定版)
旅への誘い初刊版)
旅への誘い(決定版)
鴉のいる風景(ロマネスク版)
鴉のいる風景(初刊版)
鴉のいる風景(決定版)
夕焼雲(初刊版)
夕焼雲(決定版)

4 『塔』
塔(初刊版)   
塔(決定版)  
雨(初刊版)   
雨(決定版)   
めたもるふぉおず(初刊版)   
めたもるふぉおず(決定版) 
初刊本『塔』巻末のノオト  

【附録】
Ⅰ「開成會會報」第六号、第七号
Ⅱ 第一高等学校弓術部「反求會々報」第十七号
Ⅲ 矢内原伊作宛の献呈署名本二種
Ⅳ 矢内原伊作宛はがき

第2回配信2巻 【『小説風土』、ロマンの創造】(2018年11月16日配信)

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【概要】
福永自ら処女作と呼ぶ長篇『小説風土』を初出版から決定版まで4種収録。対照によって筆者苦心の手入れ痕が確認できる。

【収録作品】

1 小説風土
小説風土 (初出版) 
・第一部 第一章、第二章
・第一部 第三章
・第一部 第四章
・第二部 一日(1)~一日(3)の過去
・第二部 一日(4)~一日(7)の過去
・第二部 一日(8)~一日(12)の過去

小説風土(省略版)
・第一部
・第三部

小説風土(完全版)
・第一部
・第二部
・第三部

小説風土(決定版)
・第一部
・第二部
・第三部

2 関連文 
「風土」初版予告
「風土」完全版予告
(随筆)夢のように

【附録】
Ⅰ『小説風土』本文主要異同表
Ⅱ 自筆「風土構想ノート」より、第一ページ
Ⅲ 自筆「風土構想ノート」より、「1947」年のページ
Ⅳ「自筆手帖1948(1948-1951)」より、「小説風土」関連メモの翻刻文と画像二種
Ⅴ 『小説風土 完全版』寄贈名簿 

第3回配信3巻【先鋭な実験『夜の三部作』、そして『愛の試み』】(2018年12月21日配信

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【概要】
“暗黒意識”を主題にした『夜の三部作』、愛と孤独の様相を正面から描いたエッセイ『愛の試み』。福永文学の精髄に迫る。

【収録作品】
1 『冥府』、『夜の三部作』
冥府 (初刊版) 
冥府 (決定版)
水中花(初刊版)
水中花(決定版)
時計(初刊版)
時計(決定版)
遠方のパトス(初刊版)
遠方のパトス(決定版)
河(初刊版)
河(決定版)
夜の時間(初刊版)
夜の時間(決定版)
深淵(初刊版)
深淵(決定版)
「夜の三部作」初版序文

2 『愛の試み』
愛の試み(初刊版)
愛の試み(決定版)
愛の試み 愛の終り(初刊版)
愛の終り(新字版)
見知らぬ町(新字版)
『愛の試み 愛の終り』特製三十部本付記
新版『愛の試み 愛の終り』序

【附録】

Ⅰ「冥府」「深淵」「夜の時間」「遠方のパトス」本文主要異同表
Ⅱ 福永武彦自筆の「冥府」表紙下絵二種
Ⅲ「夜の時間」広告
Ⅳ「夜の時間」自筆草稿
Ⅴ「冥府」初刊本扉に記された自筆俳句(未発表)
Ⅵ「河」創作ノート 
Ⅶ 東京療養所入所時の自筆メモ二種
Ⅷ ラジオドラマ「ある愛の終り」台本
Ⅸ 福永が療養所で読んだマルカム・カウリー編のヘミングウェイとフォークナーの著書
Ⅹ 「自筆手帖1948(1948-1951)」より「夜の時間」に繋がるメモの翻刻と画像二種

第4回配信4巻【実験の継続『心の中を流れる河』『世界の終り』、そして『夢の輪』】(2019年1月18日配信)

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【概要】
詩篇のような味わいをもつ短篇集『心の中を流れる河』『世界の終り』と、短篇作品「心の中を流れる河」を換骨奪胎し、別の作品として発展展開した未完の長篇『夢の輪』を収録。

【収録作品】
1 心の中を流れる河 
夢みる少年の晝と夜(初刊版)
夢みる少年の昼と夜(決定版)
夢みる少年の晝と夜(限定版)
「夢みる少年の晝と夜」限定版ノオト
秋の嘆き(初刊版)
秋の嘆き(決定版)
風 景(初刊版)
風 景(決定版)
幻 影(初刊版)
幻 影(決定版)
死神の馭者(初刊版)
死神の馭者(決定版)
一時間の航海(初刊版)
一時間の航海(決定版)
鏡の中の少女(初出版)
鏡の中の少女(初刊版)
鏡の中の少女(決定版)
心の中を流れる河(初刊版)
心の中を流れる河 (決定版)
新版『心の中を流れる河』より「再版後記」

2 世界の終り 
夜の寂しい顔(初刊版)
夜の寂しい顔(決定版)
未来都市(初刊版)
未来都市(決定版)
鬼(初刊版)
鬼(決定版)
死 後(初刊版)
死 後(決定版)
影の部分(初刊版)
影の部分(決定版)
世界の終り(初刊版)
世界の終り(決定版)
新版『世界の終り』より「再版後記」

3 夢の輪
夢の輪 序章
夢の輪 (初出版)

【附録】
Ⅰ 「夢みる少年の昼と夜」「鏡の中の少女」「心の中を流れる河」「死後」本文主要異同表
Ⅱ 「自筆手帖1948(1948-1951年)」より「夢みる少年の昼と夜」の創作ノオト画像と翻刻
Ⅲ 一九五四年七月、「夢みる少年の昼と夜」執筆時に取られた創作メモカードの表裏。表の画像と翻刻、裏の画像
Ⅳ 「一時間の航海」創作ノート画像と翻刻
Ⅴ 「心の中を流れる河」創作ノート画像
Ⅵ 「未来都市」創作ノート画像
Ⅶ 「世界の終り」自筆草稿冒頭画像
Ⅷ 長篇『夢の輪』創作ノート画像と翻刻
Ⅸ 長篇『夢と現実』創作ノート(一九五一年七月筆)画像

第5回配信5巻【実験の展開、『廢市』、そして『告別』。】(2019年2月15日配信)

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【概要】
青年のひと夏を描き、後に映画化された「廢市」、ある大学教授の内的独白と死を描いた「告別」を中心に、怪獣映画「モスラ」の原作(中村真一郎、堀田善衛と共作)も収録。

【収録作品】

1 廃市と関連文
廢市(初刊版)
廢市(決定版)
沼(初刊版)
沼(決定版)
飛ぶ男(初刊版)
飛ぶ男(決定版)
樹(初刊版)
樹(決定版)
風花(初刊版)
風花(決定版)
退屈な少年(初刊版)
退屈な少年(決定版)
後記『廢市』        
筑後柳河―作者の言葉

2 告別
告別(初刊版)
告別(決定版)
形見分け(初刊版)
形見分け(決定版)
私の小説作法 
わが小説      
新版後記

3 新潮社版全集未収録文
高原奇聞
発光妖精とモスラ(中村真一郎・堀田善衞共作) 
 〔上〕草原に小美人の美しい歌声  中村真一郎
 〔中〕四人の小妖精見世物となる  福永武彦
 〔下〕モスラついに東京湾に入る  堀田善衛
もう一度行きたい所
時の雫

【附録】

Ⅰ「廃市」「飛ぶ男」「樹」「風花」「告別」の本文主要異同表
Ⅱ「飛ぶ男」創作ノート画像
Ⅲ「樹」創作ノート画像
Ⅳ「風花」創作ノート画像
Ⅴ「退屈な少年」創作ノート画像
Ⅵ 初刊本『廢市』に記された短歌
Ⅶ 初刊本『告別』に記された短歌
Ⅷ 雑誌「少年」附録、漫画「大怪獣モスラ」表紙
Ⅸ 映画「モスラ」新聞広告 
Ⅹ 雑誌「中学時代一年生」附録、「大怪獣モスラ」表紙
Ⅺ ラジオドラマ「時の雫」(1964年10月)放送台本表紙

第6回配信6巻【『ボードレールの世界』、わが同類。】(2019年3月15日配信)

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【概要】
詩人・福永武彦が、自己の作詩体験に裏打ちされた“憂愁の詩人”ボードレール詩篇の
分析と翻訳、解説、小伝等を収録。

【収録作品】

1 ボードレールの世界
初刊本『ボオドレエルの世界』より
序文
ボオドレエルの世界

ボオドレエル年表

『ボードレールの世界』より

ボードレール詩鑑賞三篇
「先の世」注釈
ボードレール
ボードレール小伝
『悪の華』初版
『パリの憂愁』解説的ノート
フランス象徴主義についての簡単なノート
象徴主義
ボードレールその人・その詩
ボードレール全集のこと
ボードレール全集刊行の言葉
全集の完結に当って
ボードレール的人生
リルケとボードレール
一行のボードレール
サルトル『ボードレール』
佐藤正彰『ボードレール』
現代の眼
『ボードレールの世界』
ボードレール・わが同類
校訂についての覚書き(豊崎光一筆)

『世界詩人全集3』より
ボードレール(解説)

『世界名詩集大成3 フランスⅡ』より
シャルル・ボードレール
『悪の華』(初版・再版以降)
『パリの憂愁』

2 訳『ボードレール』
訳『ボードレール』
訳『ボードレール』第2刷のあとがき
訳『ボードレール』第3刷のあとがき

3 悪の華/パリの憂愁
福永武彦編集人文書院版『ボードレール全集』第一巻より
緒言                      
詩人としてのボードレール
ボードレール年譜
訳初版「悪の華」        *平凡社版『ボードレール 悪の華』より
訳再版「悪の華」
訳「新・悪の華」
訳「詩草稿」(断片)
訳「エピローグ草稿」(断片)
訳「パリの憂愁」(小散文詩)   *岩波文庫版『パリの憂愁』改訂版より
解題と注   

4 マラルメ
『世界名詩集14 マラルメ・詩集 ヴェルレーヌ・叡智』より
訳「挨拶」/「窓」/「花々」/「春」/「海の微風」/「エロディアド」/「牧神の午後」の七篇                 
『詩集』
マラルメ小伝

『世界名詩集大成3 フランスⅡ』より
ステファヌ・マラルメ
『詩集』

【附録】
Ⅰ 初刊本『ボオドレエルの世界』短歌入り署名本
Ⅱ 翻訳『ボードレール』献呈先名簿
Ⅲ ボードレール“L’ INVITATION AU VOYAGE”(「旅への誘ひ」)翻訳過程のメモ
Ⅳ 東京療養所内雑誌「群青 4」掲載の翻訳、ボードレール「忘却の河」
Ⅴ 福永武彦旧蔵の鈴木信太郎著『「ステファヌ・マラルメ詩集」考』上・下巻
Ⅵ 『ステファヌ・マラルメ詩集考』完結通知葉書
Ⅶ 初刊本『冥府』に記された、マラルメ「エロディアド」断章より

第7回配信7巻【戦前の文業(散文)、大河小説『獨身者』。】(2019年4月19日配信

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【概要】
中学、高校時代の時代の校友会雑誌に寄稿した小文、未完作『獨身者』等、戦前に書かれた“青春の軌跡”をたどる1巻。

【収録作品】
1 中学時代まで 
(童謡)
ネコトイヌ                                      
(小文)
友に                                        
(翻訳)
幻の歌                                    
(小文)
感動実話
(記事)
弁論部々報
(翻訳)
アーサー王とその騎士
(作文)
百草園遠足記      

2 一高時代に「校友会雑誌」他に発表した散文作品
(小説)
ひととせ(旧字版)–水城哲男 名にて
ひととせ(新字版)–水城哲男 名にて
眼の反逆(旧字版)–水城哲男 名にて
眼の反逆(新字版)–水城哲男 名にて
絶望心理(旧字版)–水上愁己 名にて
絶望心理(新字版)–水上愁己 名にて
(評論)
詩性の敗北 ミモザ館
ニュアンスの問題―フランス映画に於ける―
挽歌、デュヴィヴィエ- –水城哲男 名にて
(小説)
黄昏行(旧字版)
黄昏行(新字版)
(記事)
南軍(理科)
(小説)
「鬼啾」(旧字版)
「鬼啾」(新字版)
(編集後記)
「校友会雑誌」の編輯後記 第355号~第358号

3『獨身者』
獨身者(初刊版)
獨身者(決定版)

4 映画評論(1937年-1940年)
(評論)
悲劇の喪失
意欲の平行
消耗児シュヴァリエ
仏蘭西映画の一年
文藝映画/月下の若武者/海の若人
時代映画に望む/脱出の記録/ステラ・ダラス
遺産と公式/★★(「南風」評)/北海の子
とらんぷ譚/頬白先生―明るい人間像/★★(「はたらく一家」評)/忘れがたみ/マルコ
ポーロの冒険
八木保太郎/看板裏/★★(「早春」評)/俺が法律だ!/海と青年
 —北原行也 名にて(以下同)
内田吐夢に関する断想/曉に帰る 
ウィリアム・ワイラーの態度/樋口一葉と道化の町/青春問答 
大人の演技・その他/美しき青春/採輯しなりお 美しき青春 
大劇場進出/眞人間/地中海/生活の悦び/猫橋 
ナポリのそよ風
欧州映画俳優の印象/俳優を語る 小杉勇/俳優を語る 水町庸子/演技と印象
/文学座を見る/不思議なヴィクトル氏 
四監督を囲む座談会/軌跡と性格・その一 
欧州映画・一九三九年/三つの足ぶみ/コンドル 
「大仏開眼」を見る 
感想/美しき争ひ/宮本武蔵 
冷たさについて/文学座・五月座・藝術小劇場/フロウ氏の犯罪/忘却の沙漠へ
新協劇団・青年劇場/幻の馬車
東童・文学座・新築地/明日来りなば
新劇の明日 
構成の断層について/諷刺と抒情/藝術小劇場と文学座/風の又三郎/大平原 
影像雑記(福永武彦 名にて)/新劇への期待/ノートルダムの傴僂男 
—「影像雑記」のみ福永武彦 名にて

5 翻訳 
『北緯六十度の戀』
年若き友の思ひ出に
ホアン・ミロについて
カルマ(業)/日本とイタリア
ダンテ
『民俗學概説』序

【附録―特別資料(7) 九州日報、福永自筆家系図、獨身者創作ノートほか】

Ⅰ 福永末次郎より武彦宛書簡封筒と文面(1961年1月16日)
Ⅱ「九州日報」一九二四年年二月二日夕刊掲載文。右上、「子供くらぶ」欄
Ⅲ 母トヨ死去の新聞への告知。「九州日報」一九二五年四月十五日朝刊
Ⅳ 福永自筆家系図(一九七〇年四月一〇日記)
Ⅴ『獨身者』創作ノートより、第七章、第十一章、第十八章
Ⅵ 限定版『獨身者』の装幀者、岡鹿之助宛識語署名画像
Ⅶ 雑誌「映画評論」表紙と目次(部分)
Ⅷ『ピランデルロ短篇選集』訳山口淸

第8回配信9巻【『完全犯罪』、推理小説の領域。】(2019年5月17日配信

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【概要】

福永のもう一つの顔“探偵小説作家・加田伶太郎”名で書かれた作品を中心に、推理小説、エッセイ、翻訳作品等を纏めた1巻。

【収録作品】

1 加田伶太郎作品集
Ⅰ 『完全犯罪』
完全犯罪 序
完全犯罪(初刊版) 
完全犯罪(決定版) 
幽霊事件(初刊版)
幽霊事件(決定版)
温室事件(初刊版) 
温室事件(決定版) 
失踪事件(初刊版) 
失踪事件(決定版) 
電話事件(初刊版)  
電話事件(決定版)  
「跋」江戸川乱歩 

 Ⅱ 『加田伶太郎全集』
加田伶太郎全集 序
眠りの誘惑 (初刊版)
眠りの誘惑(決定版)
湖畔事件(初刊版)
湖畔事件(決定版)
赤い靴(初刊版)
赤い靴(決定版)
女か西瓜か(初刊版)
女か西瓜か」(決定版)
サンタクロースの贈物(初刊版)
サンタクロースの贈物(決定版)
地球を遠く離れて(初刊版)
地球を遠く離れて(決定版)
素人探偵誕生記(初刊版)
素人探偵誕生記(決定版)
作者を探す三人の登場人物
2 深夜の散歩 
『深夜の散歩』(中村真一郎、丸谷才一共著)――第1~18回。福永武彦執筆分
探偵小説の愉しみ
探偵小説と批評
推理小説とSF
『深夜の散歩』の頃

3 関連文     
隠れんぼ
文学クイズ 出題者のことば
最近の推理小説
スパイ
銓衡委員のことば
99の傑作探偵小説、100番目の傑作は?
日本の傑作探偵小説9篇
松本清張氏の推理小説について―作・品・解・説―
トンネル 
第三回EQMM短篇コンテスト選後評
クセジュ文庫の効用
デュレンマット『嫌疑』
第四回EQMM短篇コンテスト選後評
ポーについての一問一答
解説『昭和国民文学全集13 江戸川乱歩集』

4 翻訳  
訳『矢の家』

【附録 特別資料(9)】  
Ⅰ『完全犯罪』夷齋先生(石川淳)宛ペン歌署名入り

Ⅱ『加田伶太郎全集』白井健三郎宛ペン識語署名入り
Ⅲ「湖畔事件」創作ノート
Ⅳ「サンタクロースの贈り物」創作ノート
Ⅴ 文学クイズ解答。「週刊新潮」一九五六年八月二十七日号
Ⅵ エラリイクイーンズミステリマガジン」一九五六年七月創刊号表紙
Ⅶ「エラリイクイーンズミステリマガジン」第二十八号。「EQMM短篇探偵小説第一回日本コンテスト」応募要領と「銓衡委員のことば」
Ⅷ「別冊クイーンマガジン」一九五九年秋季創刊号表紙――「女か西瓜か」掲載
Ⅸ 加田伶太郎草稿「ポーについての一問一答」冒頭

第9回配信10巻【『ゴーギャンの世界』、彼方の美を追い求めて。】(2019年6月21日配信

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【概要】

若き日に大原美術館で出会ったゴーギャン作「かぐわしい大地」に圧倒され追い続けた「ゴーギャンの謎」。各藝術評論は藝術家・福永の「作品」でもある。

【収録作品】

1 ゴーギャンの世界
ゴーギャンの世界
ゴーギャン年表/主要繪畫作品表
文獻目錄
後記
作品解説 ゴッホ/ゴーガン
私の一点   

2『藝術の慰め』
藝術の慰め
後記

3『意中の画家たち』
意中の画家たち

4『彼方の美』
彼方の美

5 書評・藝術評論
書評 平凡社版『世界名画全集』
私の内なる音楽
美と所有

6インタヴュー
芸術と生活の背反  『ゴーギャンの世界』の福永武彦氏
ゴーギャンに憑かれて  毎日出版文化賞の福永武彦氏

【附録 特別資料(10)】  
Ⅰ 自筆創作ノートより「ゴッホとゴーギャンに関する補足的主題」冒頭画像
Ⅱ 自筆草稿「私の一点」冒頭画像
Ⅲ 福永自筆、ヘンリー・ミラー絵画のラフな模写
Ⅳ 自筆「藝術の慰め」創作ノートより、ムンク
Ⅴ 福永武彦自筆、岡鹿之助宛はがき
Ⅵ 福永武彦自筆手帖、1979年1月
Ⅶ 川上澄生装幀本
Ⅷ『ゴーギャンの世界』刊行時、友人、知人に配布された三〇部限定の小冊子
Ⅸ『ゴーギャンの世界』歌・献呈毛筆署名入り第五刷
Ⅹ 新装版『藝術の慰め』 見返し(遊び)に書かれた漢詩

第10回配信12巻【『忘却の河』『幼年』、童話。】(2019年7月19日配信)

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【概要】
愛の挫折とその不在に悩み、孤独な魂を抱えて救いを希求する家族5人の葛藤を描いた
傑作『忘却の河』と『幼年』、童話作品を収録。

【収録作品】
1 忘却の河
忘却の河(初刊版)
忘却の河(決定版)
「忘却の河」創作ノオト

2 幼年
幼年(初刊版)       
「幼年」について  
幼年(決定版)  

3 童話
猫の太郎
おおくにぬしのぼうけん

4 翻訳
「玩具のモラル」ボードレール

【附録―本文主要異同表、特別資料(12)】

Ⅰ『忘却の河』本文主要異同表(初出→初刊版)
Ⅱ『幼年』本文主要異同表(初出→初刊版→新版→全小説版)
Ⅲ『忘却の河』ラジオ台本表紙画像
Ⅳ『忘却の河』創作ノート
Ⅴ『幼年』構想メモ。一九四八年の自筆手帳より画像と翻刻文
Ⅵ 『幼年 その他』識語献呈本
Ⅶ 青柳尋常小学校 第十六回卒業生、「六男一組」集合写真
Ⅷ 母、トヨ遺品の聖書
Ⅸ 福永末次郎自筆、雑司ヶ谷周辺略地図
Ⅹ 童話「猫の太郎」第七回掲載「ディズニーの国」終刊号表紙
Ⅺ 童話『おおくにぬしのぼうけん』中面頁より(一部)

第11回配信15巻『別れの歌』、随筆の家としてⅠ。(2019年8月16日配信)

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【概要】
師・堀辰雄との交情を収録した初随筆集『別れの歌』と『遠くのこだま』『枕頭の書』
等の随筆に、対談集『小説の愉しみ』を収録。

【収録作品】
1 随筆集
第一随筆集『別れの歌』
第二随筆集『遠くのこだま』
第三随筆集『枕頭の書』

2 単行本未収録随筆
孤独の味
午年の作家の日記
絵そらごと
小説を信じたい
引越しやつれ
凝っては思案に能わず
無意志的
著作家の手紙(1961年7月)
著作家の手紙(1962年3月)
私の少年時代
作家が選んだノン文芸書
堀さんと軽井沢
まれに木の葉の飛ぶさへや

3 対談・鼎談
『小説の愉しみ 福永武彦対談集』
文学と私 (モノログ)
内的独白と時間構造 (対談)☓丸谷才一
しろうと探偵小説問答 (対談)☓中村真一郎
「加田怜太郎全集」を語る (鼎談)☓結城昌治、都筑道夫
自由と死の谷間で (対談)☓中村真一郎
文学的出発のころ (鼎談)☓中村真一郎、遠藤周作
文学的時間について (対談)白井健三郎
詩と小説と映画と (対談)☓長谷川泉
写生について (対談)☓岡鹿之助
福永の喋り方ーーあとがきに代えて 
対談・座談 初出一覧

   
【附録―特別資料(15)】
Ⅰ 福永武彦自筆書簡  
Ⅱ『別れの歌』献呈署名本
Ⅲ『枕頭の書』献呈署名本
Ⅳ 福永武彦編『日本文学全集24 室生犀星集』
Ⅴ 自筆草稿「文士の本懐」の全画像

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