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生誕90年、没後30年記念企画「色川武大・阿佐田哲也電子全集」

“昭和最後の無頼派作家”色川武大の全著作物をテーマ別に記したオリジナル個人全集です。

色川武大・阿佐田哲也電子全集 大バナー(最終版)

色川 武大(いろかわ たけひろ)プロフィール

1929年東京都生まれ。東京市立三中に入るが、学校になじめず中退。戦後の数年間、放浪と無頼、映画と演劇の日々をおくる。やがて雑誌編集者として、藤原審爾や山田風太郎のサロンに出入りしながら、井上志摩夫(いのうえ しまお)名義で、主に時代小説を週刊誌に投稿し続ける。1961年、本名で応募した「黒い布」で中央公論新人賞を受賞。その後、阿佐田哲也(あさだ てつや)名義で『麻雀放浪記』など多くの麻雀小説を手掛ける。1977年『怪しい来客簿』で泉鏡花文学賞、1978年『離婚』で直木賞、1982年「百」で川端康成文学賞をそれぞれ受賞。1988年には『狂人日記』で読売文学賞を受賞した。他の作品に『生家へ』『遠景 雀 復活』(文庫収録時『虫喰仙次』に改題)『恐婚』『引越貧乏』などがある。1989年永眠。

色川武大・阿佐田哲也電子全集とは――

■本名で遺した純文学系の作品、阿佐田哲也の筆名を冠したエンターテインメント作品、「井上志摩夫」名義で著した時代小説に埋もれた雑誌の連載等、あらゆる著作物を網羅。
■色川武大作品、阿佐田哲也作品、エッセイについてはそれぞれ、佐伯一麦氏、北上次郎氏荒川洋治氏の各氏が解説を担当。作品当時の状況や作品の奥義に迫る。
■生原稿、構想メモ、プライベート写真等、作品を理解する上で役立つ貴重な付録も満載。
■当時の著者を知る同時代人から、また本人とは面識がないが作品に魅了された次世代の表現者まで、多彩な作家等の書き下ろしエッセイも収録
■価格は、1巻本体2,000円+税
■対象端末/電子書籍専用端末、スマートフォン、タブレット端末、PC
■販売サイト/主要な電子書店

第1回配信 【色川武大の神髄『狂人日記』『怪しい来客簿』】(2019年4月26日配信

色川武大・阿佐田哲也電子全集_1

【概要】
“純文学作家・色川武大”の代表作、『狂人日記』と『怪しい来客簿』を同時収録した豪華な組み合わせ。

【収録作品】
狂人日記

怪しい来客簿
 空襲のあと
 尻の穴から槍が
 サバ折り文ちゃん
 したいことはできなくて
 右むけ右
 門の前の青春
 名なしのごんべえ
 砂漠に陽は落ちて
 とんがれ とんがり とんがる
 ふうふう、ふうふう
 タップダンス
 見えない来客
 墓
 月は東に日は西に
 スリー、フォー、ファイブ、テン
 また、電話する
 たすけておくれ
《附》
幽霊がスタスタ
 吾輩は猫ではない

(解説)
今際の際を生き続けた作家
佐伯一麦

(付録)色川武大・阿佐田哲也 特別付録1

付録1(追悼文再録)
知って驚く
吉行淳之介
付録2(追悼文再録)
個人的な感想
津島佑子
付録3(資料)
「狂人日記」第1回 生原稿

付録4(色川武大写真館)
泉鏡花文学賞パーティー
一ノ関「ベイシー」にて
一ノ関の机の上

付録5(書影)
『怪しい来客簿』初刊本
「『狂人日記』初版本(函および本体)
「『狂人日記』読売文学賞受賞帯

(解題)
第1巻解題
大槻慎二

第2回配信 【麻雀放浪記 完全版――『麻雀放浪記』(青春篇・風雲篇・激闘篇・番外篇)】(2019年5月24 日配信)

色川武大・阿佐田哲也電子全集_2

【概要】
阿佐田哲也のピカレスクロマンの最高傑作『麻雀放浪記』。映画化された「青春篇」以下、風雲篇・激闘篇・番外篇と、全4篇を完全収録。

【収録作品】

麻雀放浪記 青春篇

麻雀放浪記 風雲篇

麻雀放浪記 激闘篇

麻雀放浪記 番外篇

(解説)
獣になって生きることを教える無法者の書
北上次郎

(付録)
色川武大・阿佐田哲也 特別付録2

付録1(追悼文再録)
阿佐田さんと色川さんと
和田誠

付録2(インタビュー)
映画「麻雀放浪記」をめぐって
阿佐田哲也

付録3(資料)
『麻雀放浪記 風雲篇』 生原稿

映画「麻雀放浪記」シナリオ

映画「麻雀放浪記」DVDパッケージ

付録4(色川武大写真館)
映画『麻雀放浪記』

(解題)
第2巻解題
結城信孝

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