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作品を知る
【最後の私小説家】西村賢太のおすすめ作品4選
2022年2月に急逝した小説家の西村賢太。「最後の私小説家」とも呼ばれた西村は、自身をモデルとした男を主人公とする小説作品を数多く残しました。芥川賞受賞作の『苦役列車』のほか、西村のおすすめの小説・随筆を4作品ご紹介します。
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シリーズ
【SM小説】美咲凌介の連載掌編「どことなくSM劇場」第42話 謎めいた隠語の事件――どえむ・・・
人気SM作家・美咲凌介による、書き下ろし掌編小説・第42回目は「謎めいた隠語の事件」。Sのお姉さま・真琴さんと同じ国文科の友人カップルの話を偶然聞いてしまった「どえむ探偵涼子」。「ティーガー」という単語から、国文科の人たちだけに通ずる隠語だと判断した涼子は、その謎を解くべく真琴さんに相談してみるが……?
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明るさと上品なユーモアと 阿川佐和子おすすめ小説4選
対談の名手として知られ、その秘訣をまとめた著書『聞く力』がミリオンセラーになった阿川佐和子。インタビュアー、エッセイストのイメージが定着していますが、小説家としての顔も持っています。そんな著者のおすすめ小説4選を紹介します。
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「読んだつもり」で終わらせない。じっくりと本を味わうための“読書術”本4選
近年、ビジネス書の内容を数分の内容にコンパクトにまとめて紹介するYouTube動画や、本の要点を簡単に読み解く方法を説いたノウハウ本などが支持を集めています。しかし一方で、そういった読書法は本を「読んだつもり」にさせ、すぐに記憶から薄れさせてしまう可能性も持っています。今回は、そういった“ファスト読書”ではなく、本を読む行為をじっくりと味わい、内容を定着させるためのコツや極意を紹介している良質な「読書術(読書法)」本を選りすぐり、4冊ご紹介します。
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男子の青春と恋愛と 中村航 おすすめ小説4選
2004年、『ぐるぐるまわるすべり台』で第26回野間文芸新人賞を受賞した中村航。純愛小説『100回泣くこと』がベストセラーになり、等身大の男子の切ない思いを描いて人気を集めています。そんな著者のおすすめ小説4選を紹介します。
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伊集院静『読んで、旅する。旅だから出逢えた言葉Ⅲ』――ロシアの息子よ いったい なにがきみ・・・
伊集院静の人気シリーズ「旅だから出逢えた言葉」第3弾が刊行。世界中を旅し続けてきた著者が各地で出逢ったことを、ふと心に響いた言葉で綴ります。そこには、「旅」と「戦争」への想いも。人生に示唆を与えてくれる、珠玉の紀行文集です。
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シリーズ
【NYのベストセラーランキングを先取り!】アガサ・クリスティが生涯語ることのなかった“失踪・・・
NY在住のジャーナリスト・佐藤則男が紹介する、アメリカのベストセラー事情と、注目の一作をピックアップするコラムの76回目。ミステリーの女王と呼ばれ、日本でも根強い人気を誇るアガサ・クリスティ―が1926年に起こした実際の失踪事件を題材に書かれた小説を紹介します。
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【『海をあげる』ほか】消えない心の「傷」と向き合う、真摯なエッセイ3選
作家や研究者によるエッセイ作品のなかには、自分や周囲の人々が抱える心の傷やトラウマに対峙し、その痛みをめぐる記憶について真摯に綴ろうとしているものがあります。今回はそんな、「傷」と誠実に向き合って書かれたエッセイを3作品紹介します。