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【NYのベストセラーランキングを先取り!】2023年にドラマ化決定! 男性中心社会を生きる・・・
NY在住のジャーナリスト・佐藤則男が紹介する、アメリカのベストセラー事情と、注目の一作をピックアップするコラムの81回目。女性は結婚して主婦になることが理想とされた20世紀のアメリカで、未婚のシングルマザーとなって研究所から解雇された化学者が、テレビの料理番組のスターとなって奮闘する話題作を紹介します。
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虚無を抱えたまま生きる 金原ひとみ おすすめ4選
2004年『蛇にピアス』で第130回芥川賞を20歳で受賞し、注目を集めた金原ひとみ。人間が抱える根源的な孤独感や、やり場のない心情を、ときに繊細にときに生々しく描いてきました。そんな著者のおすすめ作品4選を紹介します。
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【連載第14回】公儀厠番 -うんこ侍後始末- 房州、鑓の品地武之進久尚 嘉門院彷楠・作
おみねと武之進の馴れ初めを振り返る。紆余曲折あったふたりだったが、嫁入りに際しておみねのほうにも異存があるわけではない。物心が着く前から隣同士の同じ武家屋敷で育ち、お互いが見知って兄妹のように育っている。はなから心憎からず思っていた武之進が相手ならば願ったりかなったりであった。しかしそこには諸々の事情が……。
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人生終わるまでわからない!? 内館牧子ら人気作家による話題の「終活小説」4選
シニア世代には共感を呼び、ミドル世代には人生を見直すきっかけに、若い世代には将来を考えるヒントとなりそうな終活小説4選を紹介します。人気作家たちによるエンディングストーリーはどれも個性豊かで、生きるパワーが感じられるでしょう。
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【5回連続】大島真寿美、直木賞受賞後初の書き下ろし小説『たとえば、葡萄』独占先行ためし読み・・・
作家生活30周年となる、大島真寿美さん。直木賞受賞後初の書き下ろし小説『たとえば、葡萄』が、9月16日に発売されます。独占先行試し読み第4回目はコロナウィルスで汲々としてきた3月半ば、三宅と再会した主人公・美月は、母親も今の自分と同じ年齢でモデルの仕事を辞めて自分を産んだことを知ります。話しているうちに会社を辞めたきっかけを聞かれますが……。
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【『おいしいごはんが食べられますように』ほか】芥川賞作家・高瀬隼子のおすすめ作品
『おいしいごはんが食べられますように』で第167回芥川賞を受賞した作家、高瀬隼子。社会の“ふつう”を違った視点から捉え直すような作品を多く発表し、いま注目を集めています。そんな高瀬隼子のおすすめ作品のあらすじと、読みどころを紹介します。
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【5回連続】大島真寿美、直木賞受賞後初の書き下ろし小説『たとえば、葡萄』独占先行ためし読み・・・
作家生活30周年となる、大島真寿美さん。直木賞受賞後初の書き下ろし小説『たとえば、葡萄』が、9月16日に発売されます。独占先行試し読み第3回目は仕事を辞め、「いい年にしてやる」と心に誓った主人公美月でしたが、コロナウィルスの出現により状況が激変。今までは当たり障りのないやり取りでうまくスルーしていた母親からの電話をきっかけに、過去にあったさまざまな出来事を思い出してしまいます。弱みを見せたくない、という思いから電話を切る美月でしたが……?
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一見ファンタジックでありながら涙の渦に引き込まれる美しさの物語 宇山佳佑おすすめ4選
宇山佳佑は、若い男女の切なくピュアな恋愛を描く、人気の小説家です。恋愛ファンタジーのベースに、お仕事小説の要素も絡めた、著者のおすすめ作品4選を紹介します。