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生誕70年!伝説の作家、中上健次の知られざる素顔が明らかに!

戦後初の芥川賞作家で、わずか46歳の若さで夭折した、伝説の作家、中上健次。その知らざる素顔を作家・島田雅彦、長女で作家・中上紀、中上健次電子全集の監修者で文藝評論家・高澤秀次、中上健次の素顔を良く知っている3名が、生誕70年となった今年、6月28日のジュンク堂渋谷店のイベントでその秘話の数々を明らかにします。

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生誕70年、初めて明らかになる、中上健次文学のその意義と軌跡

伝説の作家、中上健次の神髄が次々、語られる!
ここでしか、聞けない、創作秘話、激動の人生を体感しよう!!

作家・島田雅彦は、中上健次と「愛すべき交流」があったといいます。それはとてもひと言では語り尽くせない、特別なやりとりの数々で、心に深く刻まれているそう。「島田をつぶす!」「おまえに賞はやらない。」と言われた過去、そして「島田を守れ!」と遺された言葉……。その背景には一体どんなドラマと、「絆」があったのでしょうか。

長女である作家・中上紀は、娘である彼女にしか明かすことのできない、「父・中上健次」の知られざる一面について、数々の秘話を語ります。その激動の人生に寄り添ってきた、娘だからこそ見えた横顔。そこには、一読者としては知り得ない、壮絶な生き方がありました。

中上健次研究の第一人者である、文藝評論家・高澤秀次は、彼だけが知り得た中上の素顔を、多数語ることができる貴重な人物です。

熊野の「路地」に生まれ、荒々しい自然と入り組んだ血縁を背景に、土着的でありながら、
世界文学にも通じる「紀州熊野サーガ」を遺した中上健次。

第2次大戦後という、激動の時代を疾走し、わずか46歳の若さで夭折した不世出の作家・中上健次の人物像や、中上文学が現在に問いかける意義について、生前の中上健次と深い関わりのあった3人が、それぞれの立場から、自身の想いを披露します。

戦後生まれ初の芥川賞作家であり、作家をはじめとする多くのクリエーターたちに影響を及ぼした、伝説の作家、中上健次の生誕70年を記念して、また、昭和文学の名作を復刊するブランド、P+D BOOKSの1周年を記念して、作家・島田雅彦、長女で作家・中上紀、現在配信中の中上健次電子全集の監修者で文藝評論家・高澤秀次の3人が、中上文学を熱く語り合う、イベントを開催。

P+D BOOKSでは、中上が実母をモデルに書いた『鳳仙花』、晩年に雑誌連載中で逝去し絶筆、今回、初の単行本化された『熱風』と『大洪水』といった貴重な中上作品を発売中です。

おわりに

中上と深い関わりのあった3人だからこそ明かすことができる、中上健次の横顔。知られざる一面がたくさん聞けるはずです。

このトークショーだからこそ明かされる、鮮烈なエピソードの数々。
中上健次文学の神髄に触れることができる、またとない好機です。
是非、ふるってご参加下さい。

入場無料(先着50名様)

☆日時 6月28日(火)18時30分開場、19時開始

☆会場 MARUZENジュンク堂渋谷店(東急百貨店本店7F)

☆お問い合わせ 03-5456-2111

[プロフィール]

☆島田雅彦(しまだ・まさひこ)

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1961年、東京生まれ。作家。東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。在学中の1983年、「海燕」掲載の『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー、芥川賞の候補となる。1984年、『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞受賞。1998年に近畿大学文芸学部助教授に就任、2003年からは法政大学国際文化学部教授。2006年、『退廃姉妹』で伊藤整文学賞を受賞、2008年、『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2010年下半期より芥川賞選考委員となる。

☆中上 紀(なかがみ・のり)

中上紀氏
1971年、東京生まれ。作家。中上健次の長女。ハワイ大学芸術学部美術科卒業。高校、大学時代を含めた十年間米国で暮らし、外からアジアや日本を見つめた経験が、創作の原点となる。99年 『彼女のプレンカ』ですばる文学賞受賞。主な著書に、『イラワジの赤い花』『彼女のプレンカ』『パラダイス』『悪霊』『夢の船旅 父中上健次と熊野』『いつか物語になるまで』『アジア熱』『水の宴』『シャーマンが歌う夜』『熊野物語』など。

☆髙澤秀次(たかざわ・しゅうじ)

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1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。文芸評論家。
主な著書に『評伝中上健次』、『中上健次事典』の他、『戦後思想の「巨人」たち』、『文学者たちの大逆事件と韓国併合』、『吉本隆明1945-2007』、『江藤淳―神話からの覚醒』など。
中上健次の年譜を制作。監修に『別冊太陽 中上健次』のほか中上健次関連の編著多数。
現在、小学館発売「中上健次電子全集」の特別監修を務めている。

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