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今日の一冊
玉川奈々福『浪花節で生きてみる!』/奥深い浪曲の世界へ読者を誘う案内書
出版社の有能な編集者から、人気浪曲師へと転身した玉川奈々福による書。浪曲の楽しさや奥深さが、いきいきとした文章でつづられています。...
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今日の一冊
トミヤマユキコ『少女マンガのブサイク女子考』/ブサイクをこじらせる心理の機微にせまる作品た・・・
美しい少女たちが描かれる少女マンガの世界には、時にブサイクとしか言いようのないキャラクターたちも登場します。今回紹介するのは、そんな「不美人」を...
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今日の一冊
【著者インタビュー】新川帆立『元彼の遺言状』/2020年度の『このミステリーがすごい!』大・・・
「名乗り出てきた容疑者たちが、犯人の座を争う」というまったく新しい形のミステリーで、見事『このミス』大賞を受賞した新川帆立氏にインタビュー!...
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今日の一冊
鈴木宏昭『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』/時に正しい判断を遠ざけてしまう“見方、考え・・・
新型コロナを「たいへんだ」と深刻にとらえる人もいれば、「カゼと同じようなもの」と楽観視する人もいます。このように物事を判断するとき、わたしたちの...
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今日の一冊
村田喜代子『偏愛ムラタ美術館【展開篇】』/次々に意表を突く、ひと味もふた味も違う美術評論
「ズドーン!」「ぶわーん」という驚きから始まる、通常の美術評論とはまったく異なる村田喜代子氏の美術エッセイ。評論家の川本三郎が解説します。...
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今日の一冊
【著者インタビュー】木下半太『ロックンロール・トーキョー』/才能と運だけがモノを言う東京で・・・
『悪夢のエレベーター』シリーズが累計90万部を突破し、小説家として成功しながらも、映画監督になるという夢を追い続けた木下半太氏。その自伝的小説執...
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今日の一冊
朱 宇正『小津映画の日常 戦争をまたぐ歴史のなかで』/世界の名だたる映画監督たちが師とあお・・・
小津作品で描かれる中流家庭の「日常」には世界共通の何かがあると思い、同時に外国人の書いた小津論には「西洋から見た非西洋の理解」という限界があると...
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今日の一冊
川上弘美『わたしの好きな季語』/季語のとりこになっていく日々のエピソード
「妙な言葉のコレクション」が趣味だった著者が、俳句をつくるようになり、季語のとりことなっていく日々を綴るエッセイ。これから俳句をはじめたい人にお...
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今日の一冊
【著者インタビュー】志駕晃『彼女のスマホがつながらない』/現実とほぼ同時進行で事件を描いた・・・
映画化もされた『スマホを落としただけなのに』の著者・志駕晃氏が週刊誌女性セブンで仕掛けた、前代未聞のパパ活ミステリー! ...
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今日の一冊
【「2020年」が明らかにしたものとは何か】ミン・ジン・リー 著、池田真紀子 訳『パチンコ・・・
誰もが変化と向き合った激動の1年を振り返るスペシャル書評。ラストは韓国系アメリカ人作家による、世界中で話題となった壮大な長篇小説。まんが原作者の...
『今日の一冊』カテゴリー記事一覧
書評や著者インタビューを掲載しているページです。有名な著名人や作家やコラムニストの書評、旬な作家に直撃して聞いたインタビューなど、数多の作家や作品がつまっています。
※一部小学館発行の雑誌の記事を転載しております。