-
今日の一冊
【著者インタビュー】畠山理仁『コロナ時代の選挙漫遊記』/今の政治を変えうるのは批判より愛情・・・
開高健ノンフィクション賞受賞作家が、各地の計15選挙に臨場し、現場の空気感までも具にリポート。衆議院議員総選挙も記憶にまだ新しい今こそ読みたい、...
-
今日の一冊
葉真中 顕『灼熱』/終戦後ブラジルで起こった「勝ち負け抗争」の真実に迫るフィクション
第二次世界大戦が終戦したとき、ブラジルに移民した日本人たちの間で起こった「勝ち負け抗争」。日本が勝利したというデマを信じる派と、日本の敗戦を認め...
-
今日の一冊
吉本由美『イン・マイ・ライフ』/独り者の女性の全盛期と老い方をポジティブに伝える一冊
雑誌「アンアン」のフリーランス・スタッフに採用され、「クロワッサン」に移って活躍し、その後書き手としても活躍する吉本由美氏。結婚はせず、故郷に帰...
-
今日の一冊
【著者インタビュー】平山夢明『八月のくず』平山夢明短編集/人間の狂気や愚かさに肉薄し、ホラ・・・
妊娠して邪魔になった女を山中に連れ出し、道にこびりつくまで轢殺した男が遭遇するある恐怖の体験や、場末の格闘家が死ぬまで殴り合う話など、美とグロが...
-
今日の一冊
竹内康浩、朴舜起『謎ときサリンジャー 「自殺」したのは誰なのか』/そこに待つのは、生と死の・・・
サリンジャーの名作短編「バナナフィッシュにうってつけの日」のラストで死んだのは、本当に三十一歳の男「シーモア・グラス」だったのか? 読者が見過ご...
-
今日の一冊
富樫耕介『コーカサスの紛争 ゆれ動く国家と民族』/ロシアがシリアに過剰関与する謎を解明する・・・
あまり知られていないコーカサスの民族と国家について、広い視野から説明し、この地で起こる紛争の謎を解き明かす一冊を紹介します。...
-
今日の一冊
【著者インタビュー】直島翔『転がる検事に苔むさず』/主役は苦労人の窓際検事! 第3回警察小・・・
ふだんは窃盗事件や器物損壊など、町の小さな事件ばかりを担当している検事が主人公のミステリー小説。謎解きの面白さはもちろんのこと、組織小説として読...
-
今日の一冊
【著者インタビュー】丸山正樹『わたしのいないテーブルで デフ・ヴォイス』/コロナ禍のいま、・・・
新型コロナウイルス感染症が蔓延し、家族の時間が増えるなか、娘が母親を包丁で刺す傷害事件が起こる。逮捕された娘は、耳が聞こえない“ろう者”だった…...
-
今日の一冊
【著者インタビュー】降田天『朝と夕の犯罪』/女性ふたり組作家ユニットによる日本推理作家協会・・・
プロット担当の萩野瑛氏と、執筆担当の鮎川颯氏による、「2人で1人のミステリー作家ユニット」、降田天。注目の最新作は、2018年の日本推理作家協会...
-
今日の一冊
西 鋭夫、岡﨑匡史『占領神話の崩壊』/極秘史料を解読し、日本近代史の争点を徹底的に掘り下げ・・・
「日本国憲法」「東京裁判」「共産党と特高警察」など、日本近代史の争点の表と裏を掘り下げ、目を覆いたくなるような真実を追求した一冊。ノンフィクショ...
『今日の一冊』カテゴリー記事一覧
書評や著者インタビューを掲載しているページです。有名な著名人や作家やコラムニストの書評、旬な作家に直撃して聞いたインタビューなど、数多の作家や作品がつまっています。
※一部小学館発行の雑誌の記事を転載しております。