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今日の一冊
三井美奈『敗戦は罪なのか オランダ判事レーリンクの東京裁判日記』/占領下の日本を見つめる「・・・
東京裁判の審理内容に最も精通し、日本と日本人を知ることに貪欲に取り組んだオランダのレーリンク判事の裁判日記。戦争犯罪について、理解が深まる一冊で...
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今日の一冊
【著者インタビュー】垣根涼介『涅槃(上・下)』/汚名を背負い続けた戦国武将・宇喜多直家の実・・・
幼少期は豪商の家で肩身の狭い思いをしながら育ち、実家を滅ぼした相手に仕えた果てに独立した武将・宇喜多直家。悪名高く、一殺多生をよしとしたという男...
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今日の一冊
亀山郁夫『ドストエフスキー 黒い言葉』/「豊饒なる熱量」で胸をうちぬく怖い一冊
ドストエフスキー生誕から200年目である、2021年中にぜひ読んでおきたい新書。デビュー作『貧しき人々』や、代表作『罪と罰』、『地下室の記録』な...
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今日の一冊
ジム・コリンズ、ビル・ラジアー 著、土方奈美 訳『ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロか・・・
世界中で1000万部を超え、大ベストセラーとなったシリーズ『ビジョナリー・カンパニー』の原点ともいえる、ジム・コリンズ氏の処女作。経済アナリスト...
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今日の一冊
【著者インタビュー】伊吹亜門『幻月と探偵』/昭和10年代の満州を舞台に、本格推理+近現代史・・・
時は昭和13年。孤高の私立探偵・月寒三四郎は、国務院の役人から急逝した秘書の死の真相を究明するよう、直接依頼を受けるが……。いま注目のミステリ作...
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今日の一冊
岸 宣仁『財務省の「ワル」』/キャリア制度発足以降、地下水脈のように生き続ける『ワル』とい・・・
読売新聞で長年にわたり大蔵省を担当した経験をもつ著者が、財務省のエリート官僚の実態をつまびらかにする一冊。ノンフィクション作家の岩瀬達哉が解説し...
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今日の一冊
春日太一『時代劇聖地巡礼』/時代劇の世界へファンをいざなうガイドブック
密談の場面によくつかわれる場所や、いろいろな番組で大名の江戸藩邸にされる寺、殺陣のシーンにうってつけな某寺の石段など、さまざまなロケ地をめぐる時...
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今日の一冊
【著者インタビュー】本橋信宏『出禁の男 テリー伊藤伝』/天才とは一つのことを愚直に考えられ・・・
映像化され世界的なヒットとなった『全裸監督 村西とおる伝』の著者、本橋信宏氏がつぎにスポットを当てたのは、テリー伊藤氏でした。コンプライアンスが...
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李玟萱 著、台湾芒草心慈善協会 企画、橋本恭子 訳『私がホームレスだったころ 台湾のソーシ・・・
彼らはどんな人生を送ってきたのか、なぜホームレスになったのか。女性ジャーナリストが、台北のホームレス10人にインタビューして書きあげたノンフィク...
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今日の一冊
南 和行『夫婦をやめたい 離婚する妻、離婚はしない妻』/浮かび上がるのは、妻との人生を真剣・・・
定年退職した夫が「夜の生活」を求めることに嫌悪感を抱く妻、夫の不倫疑惑と義母の過酷な介護で疲れ切り、離婚を切り出したが敗訴してしまった妻……。さ...
『今日の一冊』カテゴリー記事一覧
書評や著者インタビューを掲載しているページです。有名な著名人や作家やコラムニストの書評、旬な作家に直撃して聞いたインタビューなど、数多の作家や作品がつまっています。
※一部小学館発行の雑誌の記事を転載しております。