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今日の一冊
【著者インタビュー】綿矢りさ『嫌いなら呼ぶなよ』/「明るい闇」を内面に抱える人々を描いた短・・・
昨年、作家デビュー20周年を迎えた著者がコロナ禍を舞台に"モラル"の危うさを描いた痛快な最新短編集についてインタビュー!...
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今日の一冊
【著者インタビュー】長浦京『プリンシパル』/終戦直後の日本を「反社」の視点で活写する怒涛の・・・
日本が終戦を迎えた昭和20年、関東を牛耳る水嶽組の4代目が死去した。暴力と非道を常とする父を憎み、夜逃げ同然に家を出て教師として働いていた娘・綾...
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フロイト 著、高田珠樹 訳『日常生活の精神病理』/度忘れやカン違いにも「無意識」が関係して・・・
「たまたま言い間違えただけ」のよくあるミスも、心の奥にある「無意識」が関与しているとしたら……? 精神分析のおもしろみがぎゅっと詰まった教養書を...
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今日の一冊
宮部みゆき『子宝船 きたきた捕物帖(二)』/江戸・深川で「聞く力」と「さばく力」を獲得し、・・・
小物入れに重宝される文庫を作りながら岡っ引きの修行に励む「北一」と、身軽で度胸が良く謎めいた若者「喜多次」。二人の「きた」が江戸深川を舞台に事件...
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【著者インタビュー】原田ひ香『財布は踊る』/カードのリボ払いの負債化や奨学金返済問題など、・・・
『三千円の使いかた』が60万部突破の大ベストセラー中の著者が再びお金を題材にした最新刊についてインタビュー!...
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【著者インタビュー】柴門ふみ『薔薇村へようこそ(1)』/親子だから、家族だから、全部分かり・・・
大ヒットした『恋する母たち』から一転、作者が新たなテーマに選んだのは夫婦。その理由と創作の秘密に迫るインタビュー!...
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【著者インタビュー】青山文平『やっと訪れた春に』/男たちの生き様を鮮やかに描く、先の読めな・・・
橋倉藩では岩杉本家と田島岩杉家が交互に藩主を輩出し、両派の均衡を2人の能吏を置くことで保ってきた。だが状況が変わり、〈いまならば、近習目付は一人...
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藤村俊夫『EVシフトの危険な未来 間違いだらけの脱炭素政策』/本当に「環境に優しい次世代車・・・
欧州の各国政府が電気自動車(EV)化を推し進めるなか、日本の自動車メーカーはEV化の波に乗り遅れてしまったと報じられることもありますが、果たして...
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杉浦日向子『お江戸暮らし』/漫画とエッセイという二刀を使い、江戸を表現した多才の人
江戸を舞台にした漫画と江戸風俗エッセイで知られ、47歳で惜しまれつつこの世を去った杉浦日向子氏の、愉快で胸にしみいる一冊。作家・嵐山光三郎が解説...
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【著者インタビュー】小川 哲『地図と拳』/短命に帰した満洲国の歴史に、人工都市の虚像を上書・・・
中国東北部に桃源郷があると聞いて様々な思惑を抱えてやってきた人々と、その架空の町の50年史を描く巨篇! SF界注目の新星に、執筆の背景を訊きまし...
『今日の一冊』カテゴリー記事一覧
書評や著者インタビューを掲載しているページです。有名な著名人や作家やコラムニストの書評、旬な作家に直撃して聞いたインタビューなど、数多の作家や作品がつまっています。
※一部小学館発行の雑誌の記事を転載しております。