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【登場人物のキャラがとっても魅力的!】畠中恵のおすすめ作品5選

2001年に『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を受賞し、この作品で作家としてデビューした畠中恵。お江戸ファンタジーが愉快で可愛い!そんな畠中恵の作品5選をご紹介いたします。

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もともと漫画家を志していた畠中恵。美術系の短大でイラストを学び、卒業後は漫画家のアシスタントやイラストレーターとして活躍していました。漫画家としてデビューを果たしますが、都筑道夫の創作教室に通い、小説家を目指すようになります。2001年に『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を受賞し、この作品で作家としてデビュー。しゃばけシリーズは人気のシリーズ作品となります。

しゃばけ

しゃばけ
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/410146121X

シリーズの第1作目となった『しゃばけ』。単行本の売り上げは、シリーズ累計670万部を超える大人気シリーズ。ファンタジー時代小説として、多くの人に愛されています。主人公の一太郎は、裕福な薬種問屋の息子で人柄はいいのだが体が弱い。主人公が妖怪とともに江戸の町で起こる事件を解決していく物語です。愛すべきキャラクターの主人公や個性の強い妖怪が登場し、どこかほんわかとした雰囲気の漂う作品です。テレビドラマ化や舞台化されるなど多方面に広がりを見せている人気のストーリーです。

ぬしさまへ

ぬしさまへ
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/4101461228

しゃばけシリーズの第2作目の作品です。6つの短編からなる短編集となっています。主人公の一太郎には、いつも佐助と仁吉という2人の手代が付いています。この2人は人間の姿に化けている妖怪ですが、何かと一太郎を助けてくれます。表題作の『ぬしさまへ』では、手代の仁吉が女性にラブレターをもらったことから事件に巻き込まれていくことに。『仁吉の想い人』では、他の人には見えない妖怪がなぜ一太郎にだけ見えるのかなど、謎が少しずつ解明されていきます。

うそうそ

うそうそ
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/4104507059

しゃばけシリーズの第5作です。怪我をした主人公の一太郎が箱根まで旅に出る長編作品となっています。体が弱く、いつも手代に助けられる一太郎ですが、今回の旅ではなんと2人の手代ともはぐれてしまいます。天狗に襲撃されたり、地震に見舞われるなど災難続き…。それでもなんとか人の役に立とうと奮闘する一太郎の姿が描かれています。

まんまこと

まんまこと
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/4167783010

しゃばけシリーズと並び人気のシリーズとなっているまんまことシリーズの第1作目です。江戸時代、奉行所が扱うほどでない小さな揉め事は町名主の玄関先で問題の解決が図られていました。町名主の跡取り息子である高橋麻之助が、悪友の八木清十郎と相馬吉五郎とともに揉め事を解決していくという物語です。頭のいい主人公が、善悪を判断するだけでなく機転を利かせて揉め事を解決していく様子は痛快です。切ない恋の話にも注目です。

若様組まいる

若様まいる
出典:http://www.amazon.co.jp/dp/4062775409

西洋菓子が世に溢れ、それを目当てに元幕臣の警官たち「若様組」がやってくる、文明開化物語を書いた『アイスクリン強し』の少し前を描いた作品です。明治時代、警察学校で起きた銃の事件をめぐる物語です。今回は『アイスクリン強し』にも登場していた長瀬が主人公となっています。江戸時代の幕臣の息子である長瀬は、武術の技能を活かして巡査になることを決意し巡査教習所に通い訓練を受けていました。ある日教習所内でピストルを使った事件が起こります。犯人を捕まえた組には卒業が約束されることとなり…。
出身の違うたくさんの若者が、同じ巡査という夢に向かって反発したり協力したりしながら事件を解決していく爽やかな作品となっています。

最後に

読んでいるうちになぜか応援したくなるような気持ちにさせる主人公や、魅力的なキャラクターの登場人物たち。そしてほのぼのとした作品世界が人気。ドラマ化や舞台化されている作品も多いので原作と合わせて楽しんでみてください。

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